2001年3月号・主要内容

1 講道館寒稽古納

講道館恒例の寒稽古は、21世紀新年早々の1月6日(土)から1月15日(月)までの10日間講道館大道場において行われた。早朝の5時30分から7時30分までの2時間にわたる稽古である。今年の皆出席者は昨年より少し増えて207であった。

2 嘉納治五郎杯国際柔道大会

 本大会は、講道館創立100周年記念事業の一環として、「創始者嘉納治五郎師範を忍び世界柔道の正しい発展を期すること」を目的とし1978年(昭和53年)第一回大会が開催された。以後四回大会までは4年毎に開催され、第五回大会から隔年開催となっている。また第一回から前回の第八回大会までは体重別7階級と無差別の8階級で優勝が争われていたが、今大会は柔道本来の姿である体重無差別のみのト−ナメント戦によって、真の世界柔道王者を決定する大会に変わった。出場選手は16カ国から先のシドニ−五輪メダリストを含む43名(海外24名、日本19名)であった。
 試合は、43名の参加選手を16パ−トに分け予選リ−グを行い、リ−グ戦1位の者が決勝ト−ナメント戦に進む方法で行われた。

3 世界学生柔道選手権大会

平成12年12月14日から17日の4日間、スペイン最南部に位置するアンダルシア地方のマラガ市で行われた。この大会は隔年毎に行われるもので今回は37カ国の選手団が参加して熱戦が展開された。日本選手とその主な成績は次の通り。

▽男子
無差別     上杉 昭文(東海大学) 二位
100kg超級 棟田 康幸(明治大学) 優勝
100kg級  鈴木 桂治(国士舘大学)三位
90kg級   矢嵜 雄大(明治大学) 優勝
81kg級   小野 卓志(筑波大学) 二位
73kg級   山本  武(東海大学) 三位
66kg級   北川 勝弘(東海大学)
60kg級   内柴 正人(国士舘大学)優勝

▽女子
無差別     小松崎弘子(拓殖大学)    優勝
78kg超級  薪谷  翠(筑波大学)    優勝
78kg級   森島 直美(埼玉大学)    優勝
70kg級   本田明日香(福岡工業短期大学)三位
63kg級   野村 康代(立命館大学)
57kg級   野中 千華(純真女子短期大学)三位
52kg級   鍛治 宏美(筑波大学)    優勝
48kg級   中島英里子(筑波大学)    優勝

4 ロシア大統領杯国際柔道大会

第一回ロシア大統領杯は12月9日、マグニトゴルスクで開催された。大会は階級別団体戦であり、チ−ム編成は7階級に各1名ずつで7名のワ−ルドカップ方式、ト−ナメント戦で行われた。大会には日本の他8チ−ムが参加、プ−チン大統領も決勝戦を観戦された。なお、日本チ−ムは三位であった。

 日本選手は次の通り。
60kg級   江種 辰明(警視庁)
66kg級   小見川道浩(綜合警備保障)
73kg級   高松 正裕(筑波大学1年)
81kg級   鈴木 貴士(東海大学1年)
90kg級   手塚 勝彦(山梨学院大学4年)
100kg級  井上 智和(新日本製鐵)
100kg超級 高橋 宏明(旭化成工業)

5 三船十段杯久慈国際親善柔道大会

6 全日本柔道選手権大会要項

期日:平成13年4月29日(祝・日)、午前十時四十五分試合開始
場所:日本武道館
主催:講道館、全日本柔道連盟
後援:朝日新聞社、日本放送協会、日本武道館

7 全国柔道高段者大会要項

期日:平成13年4月28日(土)、午前九時試合開始
場所:講道館
主催:講道館
後援:朝日新聞社

8 その他

  1. 全柔連事務局のペ−ジ(平成13年大会事業計画等、平成12年度後期強化選手)
  2. 北から南から(長崎県、島根県、滋賀県、富山県、東京都、栃木県、北海道)
  3. 講道館講習会(熊本県)
  4. オリンピックソリダリティ−コ−ス、スリランカ指導報告(吉鷹幸春氏執筆)
  5. プ−チン大統領招待によるロシア訪問記(向井幹博氏執筆)
  6. 故浅見三平先生のご逝去を悼む(半田秀悦氏執筆)
  7. <科学のペ−ジ>柔道選手におけるド−ピングに対する意識調査−大学柔道選手を対象として−(恩田哲也氏執筆)
  8. 少年柔道の指導について−玉造町柔道教室−(羽生利彦氏執筆)
  9. 黒帯白帯(投稿欄):ザンジバル柔道普及に懸ける熱血日本人夫妻活動記(齋藤洋一氏執筆)
  10. 柔道界展望台
  11. 講道館昇段者

細部は「柔道」平成13年3月号をご覧ください。