2000年8月号・主要内容

1 全日本実業柔道団体対抗大会

  全日本実業柔道連盟創立50周年記念、労働大臣杯争奪・第50回全日本実業柔道団体対抗大会は、青葉・若葉の好季節の6月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、神戸市・グリ−ンアリ−ナ神戸において盛大に開催された。全国各地から118チ−ム(一部:12、二部:31、三部:57、女子一部:5、女子二部:13)が参加しての戦いである。開会式において年間最優秀選手賞が篠原信一選手(旭化成工業)に、宮崎輝杯が楢崎教子選手(ダイコロ)に贈られた。また、特別功労賞(20回以上出場)及び功労賞(15回以上出場)の授与が行われ、夜は新神戸オリエンタルホテルにおいて、50周年記念祝賀会並びにシドニ−オリンピック出場選手壮行会を兼ねた催しが、多数の参加のもと盛大に開催された。

2 都道府県対抗全日本女子柔道大会

  第16回都道府県対抗全日本女子柔道大会は、6月17日(土)、18日(日)の両日、岡山武道館に全国47都道府県から女子柔道の精鋭240名が参加して盛大に開催された。本大会開会式を前に、皇太后様ご逝去の訃報が入り、式は急遽国旗に喪章をかけ、祝辞、祝電等は自粛された。 今回からル−ルを国際柔道連盟試合審判規定とし、引分を少なくし試合の迅速化を図った。そのため内容も積極的な動きのなかに緊迫感を増したようである。試合は、茨城が大接戦の末、10年ぶり4度目の栄冠に輝いた。

3 全日本学生柔道優勝大会

 第47回全日本学生柔道優勝大会は、平成12年6月24日(土)、25日(日)の2日間、日本武道館において盛大に開催された。参加校は、各地区の激戦を勝ち抜いた60校(北海道:4、東北:4、北信越:2、関東:6、東京:18、東海:4、関西:12、中四国:4、九州:6)であり、大会初日から熱戦に次ぐ熱戦が展開された。大会初日はト−ナメント一・二回戦が行われ、伝統校がほぼ順当に三回戦へと駒を進めた。大会二日目は、ベスト8をかけたト−ナメント三回戦、準々決勝戦、準決勝戦、決勝戦が行われた。優勝候補は明治、東海、中央、国士舘、関西の雄・天理などが予想され、その戦いぶりが注目された。

4 全日本学生女子柔道優勝大会

  第9回全日本女子柔道優勝大会は、平成12年7月1日(土)、千葉県立武道館において開催された。参加校は各地区の代表校、三人制37校、五人制26校であり、三人制では新興勢力校の躍進、五人制では実力校がほぼ順当に勝ち進み、実に見応えのある試合が展開された。

5 ギドシエニ杯イタリア国際柔道大会

  第22回の本大会は、6月4日、5日の2日間にわたりイタリア・サルディニア島サッサリ市のパラスポ−ツ体育館において、46カ国(5地域)が参加して盛大に開催された。今大会の特徴として柔道衣は白を使用、試合形式は初日に全階級の予選・三位決定戦を行い、最終日は開会式と決勝戦が行われた。日本選手は次の通り。
◎100kg超級 高山 一樹(警視庁)
81kg級   窪田 和則(警視庁)
 66kg級   小見川道浩(綜合警備保障)
 60kg級   内柴 正人(国士舘大)

6 トレトイ国際柔道大会

  本大会は、6月10日、11日の2日間イタリアのアドリア海に面したポルト・サンエルピリオ市において開催された。大会は32カ国、285名が参加し男女とも7階級2試合場で行われた。日本選手団はキドシエニ杯終了後、国際合宿を経てキドシエニ杯と同じメンバ−で参加した。

7 ロシアジュニア国際柔道大会

  6月7・8日の2日間、ロシア、カリニングラ−ドにおいて国際柔道大会が行われた。日本選手は次の通り。
◎60kg級   鳥入 孝仁(近畿大学1年)
 66kg級   秋本 修平(中央大学1年)
 81kg級   鈴木 貴士(東海大学1年)
 100kg級  笹倉 孝幸(天理大学1年)
 100kg超級 大西 浩介(国士舘大学1年)

8 講道館暑中稽古始まる

  約百年の歴史と伝統のある講道館暑中稽古が7月15日(土)から開始された。暑中稽古は講道館の重要な行事の一つであり、講道館の夏の風物詩でもある。7月29日(土)までの15日間実施された。皆出席者には「暑中稽古皆出席証書」が授与された。

9 平成12年全日本柔道「形」競技大会要項

 平成12年の全日本「形」競技大会要項について、日時、場所、種目、出場選手資格、申し込み等の要項について掲載。

10 その他

  1. シャリハニ選手の変則的な投技について 醍醐敏郎氏執筆
  2. 全柔連事務局のペ−ジ(五輪壮行式の案内、平成12年度第1回理事会・評議員会報告)
  3. 各地だより(愛媛県)
  4. 講道館講習会(福島県、関東地区、北海道、東北地区、奈良県、東海地区、北九州)
  5. 第一回「国際柔道連盟柔道カンフェランス」報告記 村田直樹氏執筆
  6. キュ−バ派遣日本武道代表団に参加して  文責若山英央氏
  7. IOC・オリンピック・ソリダリティコ−ス(於フィリピン)レポ−ト 鮫島 元成氏執筆
  8. 全国税関柔剣道大会 鮫島 元成氏執筆
  9. <科学のペ−ジ>嘉納治五郎師範の柔道観に関する研究(その2) 永木耕介氏執筆
  10. 少年柔道の指導 八王子市体協柔道連盟の場合 松村堅太氏執筆
  11. 黒帯白帯<投稿欄>高校柔道の競技力向上の視点〜勧誘より“育てる”柔道を〜 川島与四郎氏執筆
  12. 講道館月次試合
  13. “お知らせ”第20回全国高等学校・中学校柔道指導者研修会開催について (財)日本武道館
  14. 柔道界展望台
  15. 講道館昇段者

細部は「柔道」8月号をご覧ください。