講道館国際柔道センターの2階には、柔道科学研究の研究室が置かれ、柔道の基礎的、応用的な研究を進めると共に、外部研究グループや各国研究者との共同研究、学術交流等をはかっています。また、研究集会を年一回開催(参加自由・無料)、研究紀要を刊行しています。
柔道科学研究会では次のような研究を行っています。
- 柔道の原理的、歴史的研究
- 柔道の心理学的研究
- 柔道の技術分析、柔道選手の体力に関する研究
- 柔道に関する生理学的研究
講道館柔道科学研究会・研究集会
『中学校武道必修化について』
皆様ご承知のように、平成24年度から中学校において武道の必修化が完全実施されます。これを受けて、柔道をはじめとする武道競技団体、また日本武道学会等では、来たるべく必修化に向けて、問題点の整理や具体的な対応策が模索されてきております。
講道館柔道科学研究会では、「柔道」の立場から、「武道必修化までの流れを知り、中学校現場の実態を把握して理解し、具体的にどのような授業展開ができるか」ついて皆様と認識を共有したいと考え、講師3名を招いての研究集会を企画致しました。
講師は、行政が武道必修化に至った背景や今後の方向性についてご講演いただく佐藤幸夫・東京都教職員研修センター教授、少年から強化選手に至るまで幅広く指導されてこられた実績を踏まえて具体的な指導計画・指導案・授業づくりについてご講演いただく鮫島元成・筑波大学附属高等学校教諭、中学校校長という管理職の立場から中学校指導現場における必修化前の実態と必修化後の展開・可能性についてご講演いただく田中裕之・八王子市立打越中学校校長の3名です。
下記の要領で研究集会を開催致しますので、ご関係者、ご友人、教え子さんたち等お誘いの上、奮ってご参会いただきますようお願い申し上げます。
| 記 |
| 日 時: | 平成22年2月27日(土) 午後2時から(1時間半程度) |
| 場 所: | 講道館新館2階教室 (〒112-0003 文京区春日1−16−30 ) |
| 演 題: | 中学校武道必修化について |
| 講 師: | 佐藤幸夫先生(東京都教職員研修センター教授) 鮫島元成先生(筑波大学附属高等学校教諭) 田中裕之先生(八王子市立打越中学校校長) |
| 参加費: | 無料 |
以上
講道館柔道科学研究会・研究集会 報告
『講道館柔道科学研究会紀要第13輯 研究論文の募集について』
この度、講道館柔道科学研究会では、平成23年3月末日発刊予定の「講道館柔道科学研究会紀要第13輯」に掲載する研究論文を、下記の要領で募集することとなりました。
つきましては、柔道研究の発展のため、奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。
記
- 応募資格:柔道に関する研究を行う者(大学院生を含む)
- 研究分野:柔道に関する以下の5分野での研究
①哲学・歴史、②競技分析・バイオメカニクス、③体力科学、④指導法、⑤心理学
- 応募要項:応募を希望される方は、まず以下の5項目をメール(kodokankiyo@gmail.com)にてご送付下さい。
① 論文タイトル
② 論文要旨(日本語、200字程度)
③ 研究分野(研究論文の分野になります)
④ 執筆者氏名・所属
⑤ 共同研究者(単著の場合は必要なし)
- 応募期間:平成22年2月1日〜6月30日
- その他:応募要項をご送付いただいてから、具体的な執筆要項について、メールにてお知らせ致します。
応募についてご不明な点がございましたら、上記メールアドレス(kodokankiyo@gmail.com)までご連絡下さい。
以上
講道館柔道科学研究会紀要
講道館柔道科学研究会紀要 第12輯
2009年発行
目次
- 東京高師校長嘉納治五郎と校友会運動部の発展
筑波大学 真田久
- 嘉納治五郎のピエール・ド・クーベルタン宛書簡(1)―嘉納のIOC委員就任から第一次世界大戦まで―
神戸松蔭女子学院大学 和田浩一
- 学校武道必修化に伴う柔道指導のあり方について
―伝統と文化を尊重する立場から―
筑波大学 藤堂良明、筑波大学附属高等学校 鮫島元成、筑波大学附属中学校 小山浩、筑波大学附属小学校 眞榮里耕太、講道館 村田直樹、筑波大学 桐生習作
- 『形の技能評価原論II―古式の形の例』
講道館 村田直樹、筑波大学 藤堂良明
- 実戦における揺り戻し・揺り返し反応のタイミングと大外刈の成否
了徳寺学園 石井孝法、東京学芸大学 射手矢岬、筑波大学 阿江通良、筑波大学 小俣幸嗣、カリフオルニア州立大学サクラメント校 今村 T.Rodney
- 釣り手の位置が異なる3種類の体落を掛けた時の受の運動学的研究
カリフォルニア州立大学サクラメント校 今村 T.Rodney、東京学芸大学 射手矢岬、カリフォルニア州立大学サクラメント校 Aivaras Sajus
- 柔道の投げ動作の評価に関する研究
京都教育大学 藪根敏和、清泉大学 有山篤利、桃山高校 藤野貴之
- 柔道競技における団体試合の競技特性
―勝敗決定位置からの検討―
順天堂大学 廣瀬伸良、順天堂大学 中村充、順天堂大学 廣津信義、順天堂大学 菅波盛雄、国際武道大学 石井兼輔、帝京大学 渋谷恒男、長岡工業高等専門学校 前川直也
- 国際柔道試合の映像を中心とする情報戦略的活動について
―北京オリンピックにおける活動―
拓殖大学 佐藤伸一郎、成蹊大学 武藤健一郎、拓殖大学大学院 相田裕次、成城高校 中島裕幸、高円高校 田中勤、竜ケ崎第一高校 村山晴夫、金沢学院大学 渡辺直勇、九州工業大学 木村広、広島国際大学 瀬川洋、下関市立大学 小笠原正志、福岡大学 坂本道人、講道館 小室宏二、筑波大学大学院 桐生習作、平成国際大学 三宅仁、了徳寺学園 石井孝法、明治大学 春日井淳夫、東京学芸大学 射手矢岬
- 柔道練習が加速度外乱に対する立位バランス能力に及ぼす影響
神戸大学大学院 岡田修一、甲南大学 山崎俊輔、京都教育大学 藪根敏和
- 大学柔道選手の組み手と体幹捻転筋力の左右差
平成国際大学 久保潤二郎、松山大学 樗木武治、道都大学 田崎元久
- 女子柔道選手における急速減量後の体重回復とコンディション評価
国立スポーツ科学センター 鈴木なつ未、筑波大学大学院 福見友子、日本学術振興会特別研究員 梱澤勝治、筑波大学大学院 増地克之、筑波大学大学院 岡田弘隆、帝京平成大学 目崎登
- 日本とヨーロッパにおける柔道による傷害の比較分析
熊本大学 小澤雄二、別府大学 阿部淳、ドイツ ハンブルグ大学 奥行男、ドイツ ハンブルグ大学 Rainer GANSCHOW
- 柔道における頭部外傷
東海大学 宮崎誠司、東海大学 上水研一朗、東海大学 中西英敏、東海大学 山下泰裕、東海大学 白瀬英春、東海大学 橋本敏明、東海大学 佐藤宣践、東海大学 光本健二、鹿屋体育大学 濱田初幸
- 小学校における体育授業への柔道導入の実践的研究
茨城大学 尾形敬史、常総市立岡田小学校
- 柔道教員のパーソナリティ認知構造についての一考察 ―パーソナリティ認知構造と授業評価との関連性―
大東文化大学 高橋進、講道館 貝瀬輝夫、埼玉大学 野瀬清喜、鹿屋体育大学 濱田初幸、平成国際大学 三宅仁
- 個性別競技適応行動に関する研究
―慎重な女子柔道世界チャンピオンの事例―
ナショナルトレーニングセンター 楢崎教子、日本大学 楢崎兼司、大阪心理技術研究会 船越正康
- 柔道強化選手と比較した大学柔道選手の精神的特徴
金沢学院大学 渡辺涼子、金沢学院短期大学 渡辺直勇、大阪産業大学 内村直也、玉野スポーツセンター 藤本誠、大阪心理技術研究会 船越正康
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