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嘉納治五郎杯国際柔道大会も、記念すべき10回目を迎えることとなりました。今回は再び階級別にてタイトルが争われ、初日の11日は60kg級、66kg級、81kg級、100kg級の4階級が行なわれました。階級が増え、29カ国が参加した今大会。さらに井上康生(100kg級)、滝本誠(81kg級)、野村忠宏(60kg級)といった、シドニー五輪金メダリスト勢の相次ぐ欠場という不安材料に見舞われ、海外へのタイトル流出の可能性も高まりました。しかし蓋を開けてみれば、全階級を日本勢が制するという最高の結果のうちに初日の幕を閉じました。
60kg級は野村の代理出場となった小川武志が、アゼルバイジャンのイスマイロフ・エルチンを制して嬉しい戴冠。66kg級は鳥居智男と韓国の金炯周で争われ、一瞬の隙をついた鳥居が押さえ込み一本でサドンデスを制しました。81kg級は中村兼三と秋山成勲の注目対決。アジア大会でタイトルを獲得して勢いに乗る秋山でしたが、一階級上げてきた中村を前に普段の動きができず、警告による敗退という結果に終わりました。100kg級は鈴木桂治がカナダのギルを相手に効果を重ねて終始有利に試合を進めたものの、終盤に有効を取られて逆転を許す。しかしラスト15秒に有効を取り返して再逆転。本日最後の試合を見事に締めました。
2日目は73kg級、90kg級、100kg超級の3階級が行なわれます。9月に大阪で行なわれる世界大会を前に、勢力地図はどう動くのか要注目です。 |
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4階級全てで日本人が優勝という結果に終わった嘉納治五郎杯初日。73kg級、90kg級、100kg超級の3階級が行われた2日目は、全階級の決勝戦が日本人同士で行われることとなりました。
73kg級はライバルであり後輩でもある高松正裕を退けて、金丸雄介が優勝。「堅い部分があって完全復活とはならなかったけど、きっかけにはなったと思う」と、手ごたえを掴んだようです。90kg級は矢嵜雄大が得意の寝技以外に立ち技でも勝利を重ね、決勝で明大後輩の泉浩を下しての戴冠。「世界選手権で金メダルを獲りたい」との宣言も飛び出しました。100kg超級決勝は、高橋宏明に途中までリードを許しながら、棟田康幸が本命の意地を見せ、残り18秒で支釣込足での逆転一本勝ち。しかしながら「内容が全然ダメ」と自らに苦言を呈しました。
2日に渡って行われた嘉納治五郎杯。全7階級で優勝という素晴らしい結果を残し、9月の世界大会に向けて好発進を切った日本選手団。逆に言えば、世界大会の代表選考が難航するというのも事実。4月の代表選考会で激戦が繰り広げられるのは間違いなさそうです。今後の日本柔道界からはますます目が離せません。 |
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