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嘉納治五郎杯国際柔道大会
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1990
第4回大会 平成2年11月30日〜12月2日
参加36カ国・地域/参加選手196名 日本武道館
前年の世界選手権で2階級を制した小川直也が、決して万全と言える内容ではなかったが、無差別級で初優勝を果たし、もう一人の世界王者・古賀稔彦も接戦をものにして大会2連覇を達成した。この大会で鮮烈なデビューを果たしたのが、78kg級の吉田秀彦と60kg級の板楠忠士の2人。21歳の吉田は89年世界3位のワラエフ(旧ソ連)、2位の持田達人、そして世界チャンピオンの金炳周を次々に破る快進撃を見せて初優勝。若干18歳の板楠も3回戦で世界王者のトチカシビリ(旧ソ連)、決勝ではアグレッシブな柔道で世界3位のダシュゴンビンに攻め勝ち、ビッグタイトルを手にした。優勝4階級は過去最低ではあったが、88年のソウル五輪で金メダルが1つ、89年の世界選手権で優勝3階級と、世界との差がほとんどなくなっている状況下でのこの結果は、翌91年のバルセロナ世界選手権、92年のバルセロナ五輪に光明を見い出すものであった。
吉田、板楠ら若手が鮮烈デビュー 世界王者・小川も初優勝
写真
RESULT
 階級 優勝 2位 3位 3位
 60kg級 板楠忠士(東海大) ダンシュゴンビン(モンゴル) アン(韓国) 野口仁士(昭永化学)
 65kg級 コスミニン(ソ連) 大崎昭浩(横浜そごう) 丸山顕志(ダイコロ) カラベッタ(フランス)
 71kg級 古賀稔彦(日本体育大) 秀島大介(明治大) 酒井英幸(自衛隊体育大学) ジェボアーゼ(ソ連)
 78kg級 吉田秀彦(明治大) 金炳周(韓国) 持田達人(警視庁) モリス(アメリカ)
 86kg級 ゲイモン(フランス) 房前善行(九州電力) 岡田弘隆(マルナカ) マルチェフ(ソ連)
 95kg級 トレノー(フランス) 賀持道明(日大) 甲斐康浩(東海大) メイヤー(オランダ)
 95kg超級 試合なし
 無差別級 小川直也(日本中央競馬会) 金野潤(綜合警備保障) 金建秀(韓国) ストール(ドイツ)
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