第12回を迎えた全日本女子柔道団体優勝大会は、広島の劇的な逆転勝利で幕を閉じ
た。
今年の国体開催県である広島は、思い切った強化を図ってきた。それでもこの大会で
は飛びぬけた力を持ったチ−ムとは言えなかったが、大将 福場由里子・ 副将 藤本
哲子の国際試合強化選手2枚看板を中心にチ−ムワ−クの良さは特筆すべきものがあ
った。再三のピンチを落ち着いた力強い試合運びで逆転した大将 福場由里子の活躍
は言うまでもないが、それぞれの選手が気迫を前面に出し、積極的な攻めの柔道を見
せた。その姿勢が、選手の持つ能力を十二分に引き出し今日の結果に結びついたとい
えよう。
近年、この大会へのトップクラスの選手の出場が少なくなってきている。この時期の
試合の多さと、今年は特にオリンピックを控えていることを考えると致し方ない面も
あるが、日本の女子柔道を支え、育ててきてくれたこの大会に一人でも多くのトップ
選手が参加し試合を盛り上げていって欲しいものである。
以下は、決勝戦の展開
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先鋒戦 | 両者互角の試合展開であったが、3分過ぎ伊藤選手(東京)の下がり際を小
外刈でうまくとらえ堀選手(広島)技有を取る。しかし、投げた後もつれたところを上
四方固に押さえられ一本となる。 |
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次鋒戦 | 中盤、堺(東京)が払い腰で有効を取りそのまま時間となる。 |
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中堅戦 | 両者決め手なく引分け |
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副将戦 | 20秒海野(東京)に場外注意が与えられる。その後も、藤本(東京)の攻め
に劣勢が続き、後半崩上四方固に抑えられ一本となる。 |
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大将戦 | 逆転に燃える福場選手(広島)、開始早々から攻め立てる、中村選手(東京)
も怯むことなく立ち向かったが、1分10秒思い切りの良い大内刈りが決まり一本と
なる。 |
(講道館 M.M.)